ローン審査の際にキャッシング履歴って関係あるの?

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ローン審査の際にキャッシング履歴って関係あるの?借金ばかりしていると、住宅ローンとか自動車ローンの審査の時に不利になるんじゃないかって心配しています。

キャッシング履歴は関係あります!むしろ履歴がある方がよいです

ローン審査の際にキャッシング履歴があると、住宅ローンや自動車ローンの時に不利になるのではないかとご心配されているようですが、それはまったく逆です。それらの高額商品のローン審査の時には、通常の審査よりも、銀行側は慎重に審査をします。その際においてキャッシング履歴は、あなたの信用性を判断する基準になります。

どうして、キャッシング履歴があったほうがよいのか?それは、すごく簡単なことです。銀行も、人が運営しています。人が運営している以上、信用情報を判断するのも人です。あなたは、一度もお金を貸し借りしたことのない相手に、いきなり「2000万円貸してくれ」と言われて、貸しますでしょうか?いくら相手の年収がよいと言ったって、なんの信頼関係も築けていない相手にそのような大金を簡単に貸すようなことはしないと思います。慎重に、相手がきちんと返済してくれる人かどうかを判断したいと思うはずです。

そんな時の判断材料になるのが、キャッシング履歴になります。アメリカでは「クレジットヒストリー」と呼ばれており、ローン審査において、非常に重要視されています。これは日本でも同様です。クレジットヒストリーから、金融機関がそれぞれ独自の評価点をつけるのですが、これを「クレジットスコア」と言います。このクレジットスコアが高い人ほど、高額ローンの審査において有利になるという仕組みです。

つまり、「借金をして、きちんと返した」という履歴がたくさん残っている人のほうが、まったく借金をしたことのない人よりは、信用性が高いと認められるわけです。もし、そのような優良な履歴を作ってこられていたのだとしたら、審査の際に有利になりますので、安心していただいてよいといえます。

ただし、借金をしていればよい、というわけではありません。支払い期日を遅らせてしまったという、「延滞」の履歴が残ってしまっている場合は、審査の際に厳しい目で見られてしまいます。これが俗に言う「ブラックリスト入りした」という状態です。ブラックリスト入りした状態では、当然、高額ローンの審査を通すのは難しくなりますし、それどころか、少額な借り入れすらもできなくなってしまうおそれがあります。自身の信用情報がどうなっているか、滞納の覚えがある場合は、銀行指定の信用情報機関に問い合わせてみるとよいかもしれません。

キャッシング履歴の照会とローン審査について

消費者金融などのキャッシングの申し込みを行う事で信用情報機関が管理する個人情報に申し込み履歴が登録されます。
また、キャッシングを利用開始する事で借入額や借入件数と言った情報も登録が行われ管理されることになります。

これらはキャッシング履歴と言う形で個人情報の中で管理が行われることになりますので、新たなローン審査を受ける時には必ずこの個人情報の照会が行われるのです。

消費者金融の場合は、総量規制の対象になりますので、キャッシング履歴などを照会し、借入残高がどれくらいあるのかを調べるのです。

総量規制と言うのは年収の3分の1を超える貸し付けを禁じる規制で、これに違反する事で消費者金融は罰則を受けることになりますので、厳しく審査を行う必要があるのです。

この年収の3分の1と言うのは、借入残高の合計が加算されますので、既に他の消費者金融でお金を借り入れしている場合、それの借入残高を含めて年収の3分の1以内という事になります。

例えば、年収が300万円の人であれば、最高で100万円までの借入は可能になります。
ですが、他社からの借入残高が70万円あれば、残りの30万円までが借入可能額になるのです。

ローンの申し込みを行う時には、既に借入している額を把握した上で申し込みを行う必要が有ります。

仮に、70万円の借入残高が在るのにも関わらず、年収が300万円あるので100万円の申し込みを行っても審査に通る事は在りません。

尚、ローンの申し込みは、その都度信用情報に登録されることになり、短期間に多くの金融会社に対してローン審査を受けて、審査に落ちてしまうと申し込みブラックと言う状態になります。

これは信用情報機関が管理している個人情報に傷をつけてしまいますので、短期間に多くのローン審査を受けることを行うべきではないのです。

因みに、申込ブラックの場合は、6か月などの一定期間を過ぎれば記録が消えて申し込みを行う事も可能になると言われています。

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